解説
ストレッチすると息切れが治るって信じられますか?
まず知ってほしいのは、この世の中、肩こりを感じている人がとても多いということです。肩こりは筋肉がこり固まった状態をいいます。その原因は、カバンを片方の肩だけに掛けていたり、高いハイヒールを履いていたり、悪い姿勢のまま長時間いたりすることです。普段の生活の中で、そうなってしまうことは多いですよね。
つらい肩こりを感じているあなた、ぜひストレッチを行ってみてください。固まった筋肉がやわらかくほぐれて、血の巡りがとてもよくなります。その結果、ひと皮むけたように肩や足、腰のだるさがなくなりますよ。そして血液に乗って全身に酸素が行き渡るようになるので、息切れも改善されるのです。
ただし、ストレッチはあくまでも気持ちいいと感じる程度でストップしてくださいね。痛いと感じるまで続けると逆効果になるので要注意です。
<参考文献>
■中野ジェームズ修一著 大和書房
『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』
■廣田彰男著 マキノ出版
『むくみが消えるリンパマッサージ』
編集 : 日本健康情報センター
統計データ
週に3回以上、ストレッチを行っていない人は、ちょっとしたことで息切れをおこしやすくなるリスクが2.08倍になります。
A: 週に3回以上、ストレッチを行っていますか?
B: ちょっとしたことで息切れをおこしますか?
A | |
---|---|
はい | いいえ |
31.6%
91人 |
68.4%
197人 |
B | |||
---|---|---|---|
はい | いいえ | はい | いいえ |
9.38%
27人 |
22.22%
64人 |
31.94%
92人 |
36.46%
105人 |
Z検定値 | 2.73 |
---|---|
オッズ比 | 2.08 |
信頼度 | 99.3% |
- ・オッズ比
AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。 - ・信頼度
信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
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